全ての社交辞令を無効化する男・・・編

****************************************************************************************** 仕事というは、人間社会における重要な部分を示す。 自分を見直したり、人付き合いをしたり。 さまざまなプラス要素がある中、 自分の時間を束縛されるマイナス要素もある。 そんな数ある職場の、一つの物語。 そんな私の隣にいる、一人の物語。 ******************************************************************************************
私の職場は出張が多いらしく、出張から帰ってきた人が 度々お土産をくれる(配給される)という、なんとも楽しい職場なのです。 地方各地の名産のお菓子が、食べたりしてある種。 『お菓子のフェスティバルや〜〜〜!!!(キミマロ風味)』 そんなことは、さておき普通はお土産というのは 礼儀として受け取るのが、普通じゃないかと思うのです。 そんな私も今まで、お土産を渡して断れたれたことなど、 一度もないし、ましてや感謝されたりもするぐらいです。 しかし私の甘ちょろい考えなど全て無効化する男が私の横に 存在したのです・・・。 その事件はリーダーが東京から戻ってきたときに起きたのです。 いつものように、お土産を受け取るチームメンバーに対し おもむろに貰っていない人間が一人いたのです。 その男こそ鼻毛君なのです。 その一部始終を目撃していた私もかなりの衝撃を受けてしまいました。 リーダーは、鼻毛君には未だ面識がなく。 お土産を渡す時に初めて話す人物だったらしいのですが・・・。 リ「お土産です。どうぞ!!」 鼻「・・・。」(チラ見) 鼻「イリマセン・・・。」(既にそっぽ向いてる) 私「・・・。(吹きだす寸前(爆笑!!!))」(横目で確認) このやりとり!!!!! 普通は受け取るでしょう。 席まで持ってきて配っているリーダーさんに気を使う意味でも 受け取るのが普通です!!!!!! 「イリマセン」とは もしや鼻毛君は、戦時中の人なのかもしれない!!!と思いました。 かの有名な言葉が日本人の中に流れています。 その言葉こそが「ホシガリマセン、カツマデハ」です。 鼻毛君の中に流れる熱い血が、不意に言葉に出てしまったのかもしれないと 私はそのとき少し、鼻毛君の立場で考えてみました。 そのときの私の心は「仏のたっつ」と呼んでいいほど、 混じり気のない、神聖なものだったのではないでしょうか!? でも、鼻毛君なのです。 事件はその後に、やってきたのです・・・。 私の職場は、出張が多いらしい。というのは前頭に書いていましたが 次の週、社員のAさんがお土産をもって出張先から帰社してきたのです。 Aさんも、リーダーと同じように皆の席を回ってお土産を配りました。 私も、リーダーさんも鼻毛君の番を、今か今と待ち望んでいました。 いよいよ、鼻毛君の番になりました。 A「お土産です。どうぞ。」 鼻「・・・。」(ペコリ) 鼻毛君が、受け取ってしまったのです!!!! リーダーも私も、驚愕しました。 何故、リーダーのお土産だけが受け取られなかったのか・・・。 私もリーダーも、仕事では使うことのない「脳みそ」までを使って 解析を行ったのです。 その結果、一つの答えが見つかったのです。 Aさんは女性だったのです。 私もリーダーも、その仮定が正しいかどうかを後日戻ってくる、 社員さんのBさんにお土産を買ってきてもらうことにしたのです。 そしてBさんは、帰社してきたのです。 そう「お土産」を持って!!!! Bさんはお土産の配り方を、お土産の配り方の会議が行われたほど リーダーさんの支持に忠実に従い、お土産を配って行きました。 そしていよいよ、鼻毛君に渡すときが来たのです。 B「お土産です。どうぞ」 鼻「・・・・。イリマセン。」 リ、私「・・・。(心の声、爆笑!!!!!!)」 鼻毛君は、断ってしまったのです。 こちらの作戦とも知らずに自分の、素性を剥がされてしまったのです。 そうです。 皆さんが思っている通り、Bさんは男です。 そしてリーダーと私が出した結論が、そのとき出たのです。 そうです。鼻毛はただの 「女たらし、やろーなのです。」 鼻毛君に流れる熱い血は結局、 鼻毛君の「海綿体」に注がれるだけの血に過ぎなかったのです。 (注意:下ネタで話を〆た事に対する。不平不満は一切お聞き致しません。

 
 
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