更新日記 2009年01月号
2009年01月16日 『オッサン』

先日、俺も面接をする立場になった。
そしたら、45歳を超えたオッサンが現れた。


オッサンは、痩せこけて
ワイシャツは、しわしわで
ネクタイは、色あせて
スーツは、草臥れて
禿散らかしたオッサンの顔は「陰」を発している風に感じた。


猛烈な陰のパワーのせいか、凄い異臭がする。
それは「加齢臭」とは違う何かだった。


オッサンの話を聞くよりも、異臭のほうが気になる俺は、
原因を突き止めたくて、ソワソワしていた。


俺以外のところで、面接は進んで行き
俺の原因はついに明かされるときが来た。


オッサンが喋る度に異臭が放たれる。
おっさんの「ブレス」。


面接の決定権は俺にはない。
オッサンは無事に採用されたが、
あぁ、オッサンに質問するたびにオッサンのブレス攻撃を
うけるのかぁ・・・。
と思うと、凄い気が重い。
2009年01月15日
『ある一人の社長』

先日、一人の社長に会った。
社長は、緩やかな面持ちでこう言った。
「そろそろ、君も会社に入ったらどうだい」と・・・。
時間は緩やかに進み。
社長はこうも言う。
「俺と一緒に会社を盛り上げよう」と・・・。


今までの俺は頓着がなかったと言うか、
『会社の為』など、そういう意見がなかった気がする。
特に今の職種に凄い満足している訳でもなく毎日を過ごす。
毎日、同じ事を繰り返し。
毎日、呆然と過ぎていく。
毎日が日々になり、日々が月日になり
月日が、年になり。
俺が死ぬまで繰り返される日が未来が過去が出来上がる。


いつの間にか、社会の一つの歯車に成り下がった俺は、
誰からも油も注してはもらえず、
自分すらも油を注そうとしなかった。
それでも、ギコチない音を出しながら回り続けている。
これだといつかは止まってしまうだろう。
会社という歯車に乗る事を拒み続けてきたが、
やっと仕えるべき主を見つけた気がする。


社長は「目標という言葉に自分の会社を乗せ」
こういう社長の下で働くことを俺は後悔しないだろう。


会社と言う場所は、人生の大半を占めるのならば、
その場所に妥協をしてはいけないのではないだろうか?


「もっと、毎日を楽しくしようよ。せっかく生きてるんだから。」 と、言う社長の意見に心が揺るぎ。
俺もそろそろ属することになる。
2009年01月13日
『丈夫な子』

小さい子供を見ると、なんにでも興味を持つし、
一般常識というか、固定観念に捉われていない予測不可能な動きをする。
自由な発想を常に持っているというか、
ふとした瞬間に鳥を見ているような、そんな気さえする。
そういう子供を見ると、自分にとってすごいプラスになることが多い。
しかし、その自由な発想を、大人に芽を摘まれる子供は、
この世の中に大勢いることだろう。


人間誰しも昔は子供で子供が大きくなって大人になる。
でも、大人になるにつれて、なぜか固定観念が縛りを作り。
ある種、自分自身の枠が出来上がってしまっている気がする。


その枠を変えようとするには大きな力が発生するし、
中々自分の枠を変えようとすることが出来ない。


ある種子供のまま大きくなったような人を見ると
子供だなぁ。と思う反面。
自由だなぁ。と思うことの方が俺の心を占める割合が多い。
自分の枠が無いからなのかも知れないと俺は思う。


自分の枠に踏み込まれると俺は頑なにそれを拒むし、
それが自分のためにならないと知りながらも、
受け入れることが出来ない。

要するに頭デッカチな考え方に過ぎないのだけれども。


だから、子供を見ると自分のプラスになることが多いと感じたのか?
ただ子供の馬鹿げた動きに自分と比較して見ていたのかはよく分からないが、
子供は自由で可能性に秘めた宝だ!!!
と誰もが言うのに納得してしまう。
2009年01月12日
『諸行無常』

どうも去年ぐらいから、精神面が安定しないというか
フワフワしているというか。


自分の将来のことや先のことや
その他モロモロの諸事情が俺の周りに渦巻いていて
うまく物事を運ぶことが出来なくなってしまった。


そんなときに、紅白の『千の風になって』を聞いたとき
よく分からないが、そうなればいいなぁ。と
目からボロボロと涙が零れてしまった。


歳をとると涙腺が緩むというか。
悲しいことや、辛いことを体験する回数が増えるというか。


それでも尚、生き続けている人間は強いなぁ。と
生きていることを実感することが出来る。


人生って色々あるけど、
食べ物に不自由しない今の状態は、言うほど悪い状態でもないし、
上を見ても下を見ても自分というところを考えれば、
実は常に幸せなのかもしれない。


そんなことを呆然と考えていると、
昔、ばーちゃんが言っていた言葉が懐かしい。
『人間、生きているだけで丸儲け』
やっぱり、戦争体験者の心は強い。
2009年01月07日
『芽のでない時期は』

今までの凝り固まった意見を無視して
女性の側だから・・・。

などと、ウツツを抜かしていた自分に喝を入れるべく
新しい趣味を広げるべく挑戦してみることにした。

そこはなんと言うか、
薄着を着た女性たちの集う場と言うか
俺にとってはパラダイスと言うか

そう言った社交の場であった。

事を始めたら、
ただ黙って寝てるだけと言うか
そういうジラシのプレイと言うか

自分との戦いの場であった。

しかし、終わった後は、
爽快感と言うか
サッパリしたと言うか

充実感を感じる場であった。


俺にとっては、今年の目標の2つを
同時にこなせる場としては、結構気に入っている。


これは女性が気に入るはずだと
俺も女性側の人間になってしまった。


結構いいよ。岩盤浴
2009年01月01日
『あけましておめでとうございます』

あけましておめでとうございます。
早いもので2000年のミレニアムと言っていた時期が懐かしい。

俺はどっちかと言うと、マイナス思考なので
それでは駄目だと自分に喝を入れ
今年は目標を立てることにした。

1.今年中に会社を変える。
2.体重を5s落とす。
3.新しい趣味を2個増やす。

などなど、実現可能のレベルで自分でもできる事から
始めようと考えた。

その結果。
今年に入ってから、ほぼ酒を飲む機会を減らし。
毎年何気に送られてくる人に年賀状の返事を返すことを始めた。

小さいことから、1つづつ自分にできることを始める。
いい加減いい歳になってきたので、
「やれることから、始める」を目標に
今年の課題にチャレンジしていこうと思う。

 
 
更新日記 今月号へ

 
 
inserted by FC2 system